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1/144スケールのガンプラ(とか)作るよ!

時間や製作環境の事情から、大型のプラモやRGのような複雑なものを作るのが困難なため、主にHGシリーズや旧キットの1/144スケールのガンプラを中心に、プラモや半完成フィギュアなどの作成、発売情報などを扱っていきます。 とはいえ、色々時間が圧迫されていて、平均すると月に1体作れれば良いかなという状態なのですが・・・

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HGUC ギャン 武装見直し案のその後

とりあえず、ギャンに、いくつかの他のキットからジオンの実弾武器を持たせてみることとしてみましたが、やはり格闘戦が最大の長所である機体に、大型の武器は邪魔になるだけと思えるので、とりあえずバズーカ系は抜きにして、他の武装をいくつか持たせることとしてみました。
それらで実際に試してみたのは、いわゆるザクマシンガンや、マゼラトップ砲、ケンプファーのショットガンあたりですが、どうにもそのままではしっくり来る武装が少ない感じです。
まずザクマシンガンの場合、ストックや銃身が長めだったり円盤形の弾倉がかさばるので、小型化させるのが似合いそうなのですが、ギャンが開発された時代の武器としては、ザクマシンガンのショートバレル版がジムなどに通用するのかも怪しいですし、マゼラトップ砲は全長がザクバズーカよりも長く片手持ちが想定されていないのも欠点、ショットガンも絵面としては悪くないのですが、ポンプアクションという仕様自体が両手での操作が前提となるため、ビームサーベル使用時の邪魔にあるイメージで、微妙に持たせづらい。
その他には、同じくマシンガンでもMMP-80ならそれなりに通用しそうなので候補に入れようとは思いますが、今ひとつ次世代MSコンペに出す機体の武装としては弱い気がします。
で、既存のジオンのMS用武装として最有力なのは、ジョニー・ライデン専用ゲルググが使用していたロケットランチャーで、デザイン的には担がずに片手で打てる程度に小型化したジャイアントバズの亜種なのかなと思える武装ですが、武器自体がプレミアムバンダイ限定のキットの付属で、今入手しようとすると元値の倍ほどの費用が必要なキットのためちょっと手を出しづらく、むしろ、ジャイアントバズの方を改造して、独自に小型化したものを持たせる方がいいかもしれないと思うほどには簡単に流用させようと言えないのがつらいところです。
それ以外には、完全に1年戦争モノとしてはオリジナルの武器になるのですが、実銃として存在するリボルバー型の榴弾銃をモチーフに、MS用にアレンジしたものを持たせるのも面白そうではあります。(特に、色んな弾頭を使い分けできる仕様が、ギャンの戦闘スタイルに向いているように思えます)

とまあ、色々と想像するだけなら色々と出来てしまうのですが、それを実行しようとすると、今度は武装だけで無く、ギャン本体も改造したくなってしまうとかもあって、微妙に難しいところだったりします。
とりあえず、今行っている作業はこんな感じ。
なお、前回折ってしまった頭の角は、接着剤でなんとか繋ぎましたが、ちょっと強度には不安があります。
写真の1枚目は、前回のヤクト・ドーガのシールドベースのもののバリエーション案その2で、フィン型では無いスラスターなどをはめ込む場合はこんな感じかな?と雑にエポキシパテでそれらしいものを2カ所に埋め込んでみたものです。(構造的にも、盾の内側では無く外側から埋め込む簡易仕様になります)
また、左手にはケンプファーから借りてきたショットガン(ストック付き)を持たせていますが、やはりコレよりも長い・大きい武器は持たせたくないと思ってしまいます。(実質的なサイズの基準はビームサーベルの刃の長さくらいでしょうか)

また、流用品とは別に騎士っぽいということに主題を置いてとりあえず作ったカイトシールドの原型も試しに持たせてみました。
現状は、プラバンを2枚貼り合わせた上で、裏面に後手後手とポリパテやエポキシパテで厚みなどを追加した状態なので、重さにも不満があり、関節が耐えられるかが心配なので、プラバンの積層などに方向転換するとか、もう少しだけサイズを小さくしてみるとか、大幅な工夫が必要な状態なので、このまま使う予定はありません。

結局、この調子でいくと、武装や細部ディティールだけに手を入れたものと、大幅改造したものの2体くらい組んでしまいそうだったりします。

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HG 流星号(グレイズ改弐) パチ組み完了

グレイズ系のキットを何か一体組んでおきたいと思っていたのですが、その中で、ショートバレルのライフルなど付属パーツが多めと思われるHG 流星号(グレイズ改弐)を組む事としました。
またこのキットは、(成形色違いですが)グレイズ改として組む事も可能なので、余剰パーツを使い回し出来るというのも理由の一つです。
なお、デザイン的にはノーマルのグレイズが一番好きなのですが、大型バーニアを内蔵したショルダーアーマー部分が、うまくすれば別の機体のランドセル(それもシナンジュのような可動式バーニア)のパーツに出来るかも、という機体もあってのことです。

それはともかく、とりあえず組んでみた前後像と、2種類のライフル、余剰パーツ軍の写真を。

組んでみた感想としては、肩部分の大型バーニアについては、そのままだと一年戦争時代のMSとしては少々大きくて邪魔になるサイズだったので、単純に流用出来る感じでは無さそうでした。
しかしやり方を変えて、例えば通常のグレイズの肩パーツをベースに、上腕部分をバーニアに置き換えるなどすれば少々面白そうなバックパックが作れそうな気がします。

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HGBF スターバーニングガンダム パチ組み完成

過去に半額以下で入手出来た、パーツ流用用のつもりで購入していたHGBF スターバーニングガンダムを組んでみました。
組んだことが無いので詳細までは分かりませんが、余剰パーツなどからするとHGBF ビルドバーニングガンダムのリデコキットだと思いますが、設定上ではスターバーニングの方が先に作られて、それを改装したのがビルドバーニングという位置づけのはずですね。
それはともかく、流用キットということで、可動性能はビルドバーニング譲り。
肩関節も胸部外側が前方向にスイングする構造+肩の付け根がボールジョイントなので可動の自由度は高く、足回りもほとんど可動を阻害するようなデザインにはなっていないので、HGとしてはトップレベルに良く動きます。
また、このキットの特徴の一つがハンドパーツの多さで、左右ともに、握り手、武器持ち手、平手、抜き手の4パターンが揃っており、全てのハンドパーツが内・外側に可動するものなので、流用のしがいがありそう。
また、作中のRGシステムを再現するクリアパーツの部分も、クリアパーツを外すと、多くの場所に3mm軸の接続穴が用意されており、他キットのパーツと交換なども出来そうです。(とはいえ、接続面の形状が合わない部分は調整する必要があるでしょうが)
それはともかく、最初は、脚部(特に下退部)をギャンの改造機に流用出来ないかと考えていたのですが、想像して以上にこのキットの足が細くて、大規模な改造をしない限りそれっぽくは出来ないのが判明したので、当面はこのまま保存するだけになりそうです。

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HGUC ギャン 次期主力機コンペ仕様装備案

先日、ちょっと書きましたが、アニメに登場したギャンのアンバランスな装備については、あくまでマ・クベ専用、もしくは廃棄コロニーなどの特殊な戦場用の装備だったということにして、本来、ゲルググと次期主力機の地位を争った際の仕様とは違っていた、という設定で、コンペ仕様のギャンを作ってみる方向で作業を開始しました。

ということで、まずは前回、超音波カッターで内臓目が粒子砲部分をくり抜いたシールドについては、試しに2カ所はスラスター風のモールドを、残り2カ所は単なる蓋をはめ込んでみました。
ただしコレはあくまでテスト案で確定では無く、他に案としては、ドムの胸部のものと同様の(牽制用の)拡散メガ粒子砲かスモークディスチャージャーなどの近接戦闘に持ち込むための補助武装も検討しています。
また流用したヤクト・ドーガ用のシールドの造形をそのまま残しているので、写真では両側面にあるスパイク部分も今はそのままですが、爪部分は埋めてしまって追加武装用のラッチか何かにしようかと考えています。

裏側から見ると現状はこんな感じ。
どうにも薄っぺらく見えるシールドに厚みを増すために、外周にはプラバンを貼り付けて少し厚みを増して、それで出来た段差はエポキシパテで慣らしています。
また、そのままでは穴を開けた部分を埋めるパーツがすぐにポロリしてしまうため、さらに3ミリ軸の接続棒を刺した、とりあえずの蓋も用意していますが、今のままでは色々ディティールやギミックが足りないので、コレはあくまで仮のものという状態です。

さらに、シールドをハンドパーツで支えるのでは無く前腕部に固定するために、前腕の外側のパーツを取り外して、そこにある内径3mmの穴をピンバイスで外側まで貫通させました。
さらに、そのまま腕とシールドを直結させるとポージングなどで制限が多そうだったので、間にHGBC バインダーガンなどに付属する汎用の関節パーツと、適当に切ったランナーを持って来て間にかませることで、それなりに自由に動かせる仮の接続アームを用意しました。
ただし今回のものはあくまで仮で、最終的にはグフカスタムの三連ガトリングのような腕部に仕込む射撃武器(グレネードランチャー?)やビームサーベルホルダーなどを兼ねた接続パーツを考えています。

ということで、シールドを装備させた上で、仮の射撃武器としてHGBC ジムジムウェポンズから適当な小型の武器を持たせてみたり。(ハンドパーツもキット付属のものはビームサーベルしかモテない形なので、HGBC ビルドハンズ(丸)のLサイズを使っています)
実際に持たせる予定の武器は、ケンプファーと同系統のショットガン(厳密には散弾銃というよりはポンプアクション式の銃)か、ジョニー・ライデン専用ゲルググのロケットランチャーなど、比較的サイズ小さめの格闘戦の邪魔にならないサイズのものを考えています。
実在の人間用の銃火器を参考に、ちょっと変わった、しかしギャンの運用方針的には悪くない装備を持たせたいところです。

なお、作業中にうっかり床に落としてしまった際に、マ・クベ角を根元からぽっきりとやってしまいましたので、この際なので、新しい角(というかアンテナ)をどういうデザインにするかも考えてみる予定です。

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超音波カッター使用テスト

少し前に購入したものの、新規のパチ組みばかりを続けていたので使う機会がなかった、超音波カッターの「Z0-30プラ」(エコーテック製)を少しだけ試してみました。
なお、購入価格は楽天市場で2万円台後半でした。(楽天のポイント還元があるので、実価格はもう少し安かったですが)

本来の超音波カッターは、高周波振動で切る手術用の超音波メスと同じ仕組みの道具のはずなのですが、プラスチック相手に使用すると、高周波の切れ味よりも先にその副作用で発生する熱のために切れるという感じになってしまうため、半田ごてのコテの部分をナイフ状にしたホットナイフ・ホットカッターの類とはどれほどの使い勝っての差があるのかな?と疑問を感じているところでもありました。

ということで、とりあえず実物の写真を何枚か。
パッケージは飾り気の無い、ダンボールに黒の印刷のみで、低価格モデルらしいといえばそれらしい

パッケージを開けると、説明書1枚と本体に、六角レンチのみの簡素な内容で、パッケージから出せばすぐに使える状態なのは楽ですし、本体はHGもプラモデルと大差ないサイズなのにACアダプタも外付けでも無いので取り回しは悪くありません。

電源は本体側にスイッチがあって、それをオンにした上で、さらにナイフ側のスイッチを押すとカッター機能が動作します。
本体側は赤色、カッター側には緑色のランプが点灯する仕様です。
ナイフ部分には一応キャップがありました。

ということで、試しに昨日ふれた、ギャン用に使う予定の、ヤクト・ドーガの旧キットのシールドのビーム砲部分を切り落としてみました。

使ってみた感想は、ホットナイフと比較すると、まず加熱を待たなくて良いので、すぐに使えるのが便利です。
切れ味自体も、確かに熱で切っている感じはあるのですが、ホットナイフよりは熱で変形したプラが周囲にはみ出るなどが少なくて、カットした後の処理が楽な感じがします。
あとは、ヒートナイフは半田ごての流用品が多いので、加熱している部位が広くて、細かい部分の加工に向かない問題も多少緩和されます。
欠点としては、ヒートナイフ同様に、普通の刃物と違ってガイドテープなどで切る範囲を制限出来ないため、うっかり切りすぎてしまわないかなど、使う際にはなかなかに気を使う道具でもあります。
とはいえ、プラモを改造するなら誰もが持っている方がいい、とは言えないコストパフォーマンスでした。

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ギャン改造に向けての、ギャンの位置づけに関する解釈について

リバイブ版のギャンを今後改造して行くにあたって、どこにどう手を入れるのかを整理すべく、作中におけるギャンに関する解釈を考えてみました。

主にギャンというMSについては放送当時はマ・クベ専用のMSという形で登場した一方で、後にゲルググと競合した次期主力MSのテスト機だったという設定も登場しています。
で、その両方が矛盾しないような解釈を考えるとすれば、次期主力MSとして開発されたもののコンペの結果採用されなかった機体をマ・クベが気に入って専用のMSとしてしてしまった、というあたりが無難になると思うのですが、もしそう定義づけてしまった場合、次期主力MSとしてコンペに出すにしては、武装があまりに偏りすぎていて汎用性が低すぎるという疑問が湧いてきます。
で、ここからが個人的な解釈なのですが、作中に登場したギャンはマ・クベが専用機とした際に、武装も専用装備が用意された形であって、実はコンペに出された際にはギャンにはもっと違う武装などが用意されていた可能性です。
ということで、ビームライフルが用意出来なかったギャンに、ツィマッド社製のMSが持ちそうな武装を考えてみると、イフリートの使っていたショットガンや、ドム系が使っていた各種バズーカなどが射撃武器としてそれらしく思うのですが、問題はやはりシールドです。
元々、ジオンのMSはシールドを持たない機体の比率が高く、ギャンのアレを除けば、ザクⅡにグフ、そしてゲルググのシールドくらいしかありませんが、全てジオニック社製の機体の装備です。
一応、MSイグルー登場のヅダのシールドもありますが、デザイン的にも用途的にも格闘戦が売りのギャンのモノとはしづらいですし、そうなると、マ・クベ機のシールドが、オリジナルのギャンのシールドを改造したもの、もしくはギャンに用意されていた複数のシールドのバリエーションの一種だったのではないか?とも考えられるので、デザイン的にはやはり円形のラウンドシールド風にしたくなってきます。
ということで、以前に作りかけていた、ヤクトドーガの旧キットに付属していたシールドを改造して、内蔵ビーム砲の部分をバーニアに変更したり、スパイク状になっている部分などはグフのガトリングシールド同様に、パージ可能な射撃武器(シュツルム・ファウストやミサイルランチャーなど)をマウントするようにまとめたいというところです。

また、もう一つの悩みどころがビームサーベルをどこに収納するか?という問題で、個人的には後のRジャジャ同様に、サイドスカートにマウントラッチを付けさせたいと思うのですが、あまりにも鞘っぽいデザインにすると実用性が疑われるので、他には左前腕や脛、背中に収納出来るようにも考えています。(ビームサーベルはギャンの命だと思うので、シールド裏にはマウントさせたくないので)

そんなこんなで、現時点では、コンペに出された時点の主力量産機用のギャンとしては、射撃武器はショットガンもしくはジャイアントバズ系で背部にマウント可能、格闘武器はキットもののそのままでマウント機構だけ追加、シールドは一新したものを前腕部に直接マウント可能、最後に頭部アンテナはマ・クベ角ではないものに変更、というのが主な変更点となる予定です。
それ以外にも、各部にバーニアディティールを入れるなど、何カ所かはディティールアップをする予定ですが。

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HGBD:Re モビルドールメイ パチ組み完成+α

今回は、またちょっと気分転換にという感じで、モビルドールメイを組んでみました。
なお、後述しますが、ビルドシリーズの女性キャラクタープラモのこのサイズになった初代であるダイバーナミからどれほど進化しているかについても少し触れています。(厳密にはHGBDの枠と、Figure-rise Standardシリーズでは違うのですが)

ということで前置きはこんなところにして、写真を。
まずは前後横の3方向から。
かなり等身が高く、さらにヒールも非常に高いデザインのため、非常にスタイリッシュですが、シール類を全く貼っていない状態だと、ちょっと締まらない感じがあります。

続いて、MSオプションセット状態への変形は首から上をすげ替えるだけですので、パーツのみで。
人型との差異は、成形色を除けば、フェイス部分と前髪が左右対称の各ばった物に変わっているだけですし、成形色に関してもランナーの関係で、余剰パーツで黒とグレーの両方で両形態を再現可能です。

なお、交換パーツや武装などの残りのパーツはこれだけ。(既にハンドガン2丁とビームシールドを装備させているせいもありますが)
人間パーツの表情違い交換が2種類と、両平手、そしてビームサーベル刃が2本、あとは色違いの余剰パーツです。
ビームサーベル刃については、別のメジャーな紹介サイトでも触れられていましたが、気泡が目立ちます。(元はHGUC ガンダムF91のモノの流用のはずですが)

さて、最初に触れたとおり、ダイバーナミとの比較も少しだけ。
体型の違いは普通にあるのですが、それ以上に気になったのが、肘や膝関節の構造が上手い具合に単純化されていて、ダイバーナミの時のようなひ弱さがかなり改善されている点です。
ダイバーナミは、肘部分のパーツに関節を仕組んでおり、パーツが小さくて強度が低く、いつのまにか左肘が外側に曲がってしまっていますが、モビルドールメイは関節パーツを単純に上腕と前腕(足の場合は腿と脛)で挟み込む構造にしているので、強度は段違いだと思います。
結果として色々とポーズを取らせるのに気を使う部分が減って楽です。

他にも、股関節や足首なども構造が見直されており、可動性能やスタイリングに寄与しているように思いますし、スタンド穴が目立たなくなるような工夫などもありがたく感じました。
あとは、両脛のパーツが左右共通では無くそれぞれのラインを再現してくれたりとか、膝や肘関節の受け側のカット形状が角形では無くなってくれるともっとうれしいのですが、次のダイバーフミナがどうなっているのかに期待です。

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前回の勘違いの訂正

前回の、ガンダムテルティウムについて、Aランナーが無いのはガンダムMK-Ⅲへの伏線か何かと思っていたのですが、まるっきり勘違いでした。
元々このテルティウムは、先に発売されたゼルトザームのリデコキットだったわけですが、そのゼルトザーム専用のパーツ類が入っていたのがAランナーだったということで、別売のゼルトザームウェポンズには、丸々Aランナーが入っていました。
なお、その別売のゼルトザームウェポンズはというと、ランナーの分割が行われておらず一枚のランナーサイズが大きいため、箱の縦横のサイズだけは一般的なHGと同等のサイズになっており、かなり厚みの少ない箱だというのに中身はスカスカだったりします。(A1とA2のランナー2枚なので当然と言えばそうなのですが)

なお、一応一通りのパーツは組んではいるのですが、そのあたりの写真はまだ撮影していません。
実際、装備させると、左右の腕は大型ランスやバックパック接続の砲をグリップを握らせたりすることになるので、テルティウム付属の2種類のビームライフルは外すしか無くなるという事もあって、ただでさえ安っぽいライフルの立場が無くなる、というのもいただけません。(一応、ビームライフルのどちらか一方はリアスカートにマウント可能ではあるのですが)

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HGBD:R ガンダムテルティウム パチ組み完成

ガルバルディβに引き続いて、さらにもう一体一気にパチ組みしてみました。
今度はちょっと毛色を変えて、将来発売が計画されているっぽいガンダムMK-Ⅲの下敷きにされるっぽい、ビルドダーバーズシリーズのガンダムテルティウムです。
厳密にはこのテルティウム自体が、さらにゼルトザームのリデコキットなので、ランナーを見ても、大部分がゼルトザームかガンダムMK-Ⅲと表記されており、テルティウムの名前があるのは黄色の小さなランナーのみでした。(将来発売されるであろうガンダムMK-Ⅲとのランナー割りの都合かAランナーは無く、BとCランナーがゼルトザーム、DとEがガンダムMK-Ⅲでした)
それではまずは前後の立ち姿。
ベースとなっているガンダムMK-Ⅲはかなり細身なデザインですが、それに追加装甲を追加したようなデザインです。(ただし細部はこまごまと変更されており、そのままガンダムMK-Ⅲのキットに流用出来そうなパーツはかなり少ない感じです)
バックパックも、本来のガンダムMK-Ⅲのものは3つのバーニアが並行に並んでいる形ですが、このテルティウムはメタスに似た放射状にバーニアを並べたデザインに変更されています。
またバックバックパック側面には別売のゼルトザームアームズを接続する3mm穴がありますが、無いままだともの足りないかも。

肩関節は、前方向への引き出しをPC-002ポリキャップで行うオーソドックスな構造です。
ただし胸部のパーツ類はガンダムMK-Ⅲには流用出来ないデザインなので、ガンダムMK-Ⅲが発売された場合には、二段引き出し構造などに改善されている可能性はあります。

頭部のデザインも大幅に太くなっているブレードアンテナや、追加されている側面のフィンなどもあり、ガンダムMK-Ⅲの頭部と言うよりは、あくまでZ系の亜種の頭部という感想です。
なお首回りは丸く襟元がデザインされているため首は180度回転可能ですが、ディティールは特になくもの足りない感じがします。(特に前回のガルバルディβがディティール過剰だった反動かも知れませんが)

また上腕は前回のガルバルディβ同様にロールさせられないデザインなので、肘関節側でロールさせるようになっていますが、この肘関節が1軸の球体緒関節のような構造のため、可動範囲は今ひとつです。

大幅にガンダムMK-Ⅲとシルエットを差別化している脚部は、追加装甲っぽい紫色のパーツには可動するギミックが多数組み込まれています。
前方にはビームサーベル兼用のビーム砲があり、後方はバーニアが真後ろに向くほどに可動します。

股関節は最近の定番の3軸可動なので普通に大きく動かせますし、膝も思っていたよりは曲がります。
また足裏は(正直意外にも)肉抜き無しです。

そしてこれが最も残念だったのですが、ゼルトザームには無かったビームライフルが2種類付属しているのですが、これが妙に薄っぺらい作りになっており、特に取り外し可能なエネルギーパックが、横から見たらガンダムMK-Ⅱのビームライフル用のものに似ていますが、幅がほとんど無い謎デザインで、逆に安っぽさが目立ちます。
また、ビルドシリーズのためか、人差し指のかかる銃持ち手は無く、武器持ち手で握らせる仕様です。(その代わり平手は左右両方付属しています)

ということで、ランナー名にあるように将来ガンダムMK-Ⅲ発売が計画されているであろうことが推測出来るものの、思っていた以上に流用出来るパーツが少なく、実際に発売された時の出来を推測出来るレベルにはありませんでした。
また単体のキットとしては、最後に触れたとおり、とにかく付属のビームライフルの安っぽさがもったいない。
なお、別売のゼルトザームアームズも購入しては居ますが、色々残念さを感じたこともあって、近いうちに組むかは未定です。

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HGUC ガルバルディβ パチ組み完成

色々あって、ここのところパチ組み消化のペースが上がっています。
ということで、今回はギャン改造のイメージを固めるために、ギャンに連なる機体の一つとして、前回のR・ジャジャに続いてガルバルディβを組んでみました。
まずは前後から1枚ずつ。
設定画からは適度にスタイリッシュにアレンジされており、プロポーションもREVIVE版のギャン譲りで上手くまとめているという感じがします。

頭部は長野デザインらしく意外に縦方向に長い形です。
また、胴体側のディティールがかなり細かく作り込まれており、首元の動力パイプも別パーツになっているなど、素組み派でも十分なクオリティです。

肩関節については、最近のキットでもまだ一部にしか採用されていない、前と上の2方向に引き出せる構造になっており、かなりポージングに貢献してくれます。

腰のスカート装甲も、HGとしては珍しく前の装甲が一体化されておらず、切り離さなくとも独立して可動させられます。

デザイン上の制限から上腕にロール軸が作れないため、肘関節がロールするようになっており、一般的なHGのキット並の腕の可動は確保されています。

股関節は最近のキットでは一般的な3軸構造で、また装甲が干渉するなども少なくかなり跳ね上がられるので、大きく股関節を広げられます。

膝関節は二重関節で大きく曲げられますが、最大限曲げてしまうと関節の隙間がむき出しになってしまいます。
また足首は干渉が大きく、あまり動かないのはもったいない気がします。(これがせめてかかとかつま先が可動する構造なら良かったのですが。)

足裏はつま先には肉抜きを埋めるパーツが用意されていますが、かかとにはそれが無いため、肉抜き穴無しになっていないのが残念です。

付属の武装は、銃持ち手が付属するゲルググ系のビームライフルと伸縮機能付きのシールド、ビームサーベル2本です。
シールドの伸縮は差し替えで再現。
またシールド中央の黄色はホイルシールを貼れば再現出来ます。
  
ビームサーベルは映画版の設定どおり肩に収納されている仕様ですが、実際に肩に刺さっているのはダミーのパーツで、実際に使うサーベルグリップは別に用意されています。
またハンドパーツは右の銃持ち手、右武器持ち手、左武器持ち手と、種類は最低限です。

キット的には、肩の引き出し構造など今まで組んだキットの中では新しい構造がいくつか取り入れられており、また合わせ目が非常に目立たない・塗装無しでもほとんどの配色が再現されているなど素組みでも面白いキットですが、首元のディティールの充実に対して、それ以外の場所では裏打ちパーツなどがに不足を感じることや、ハンドパーツが少ないなど、微妙にもったいなさを感じてしまうアンバランスさがありました。

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