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1/144スケールのガンプラ(とか)作るよ!

時間や製作環境の事情から、大型のプラモやRGのような複雑なものを作るのが困難なため、主にHGシリーズや旧キットの1/144スケールのガンプラを中心に、プラモや半完成フィギュアなどの作成、発売情報などを扱っていきます。 とはいえ、色々時間が圧迫されていて、平均すると月に1体作れれば良いかなという状態なのですが・・・

HGBD:R ガンダムテルティウム パチ組み完成

ガルバルディβに引き続いて、さらにもう一体一気にパチ組みしてみました。
今度はちょっと毛色を変えて、将来発売が計画されているっぽいガンダムMK-Ⅲの下敷きにされるっぽい、ビルドダーバーズシリーズのガンダムテルティウムです。
厳密にはこのテルティウム自体が、さらにゼルトザームのリデコキットなので、ランナーを見ても、大部分がゼルトザームかガンダムMK-Ⅲと表記されており、テルティウムの名前があるのは黄色の小さなランナーのみでした。(将来発売されるであろうガンダムMK-Ⅲとのランナー割りの都合かAランナーは無く、BとCランナーがゼルトザーム、DとEがガンダムMK-Ⅲでした)
それではまずは前後の立ち姿。
ベースとなっているガンダムMK-Ⅲはかなり細身なデザインですが、それに追加装甲を追加したようなデザインです。(ただし細部はこまごまと変更されており、そのままガンダムMK-Ⅲのキットに流用出来そうなパーツはかなり少ない感じです)
バックパックも、本来のガンダムMK-Ⅲのものは3つのバーニアが並行に並んでいる形ですが、このテルティウムはメタスに似た放射状にバーニアを並べたデザインに変更されています。
またバックバックパック側面には別売のゼルトザームアームズを接続する3mm穴がありますが、無いままだともの足りないかも。

肩関節は、前方向への引き出しをPC-002ポリキャップで行うオーソドックスな構造です。
ただし胸部のパーツ類はガンダムMK-Ⅲには流用出来ないデザインなので、ガンダムMK-Ⅲが発売された場合には、二段引き出し構造などに改善されている可能性はあります。

頭部のデザインも大幅に太くなっているブレードアンテナや、追加されている側面のフィンなどもあり、ガンダムMK-Ⅲの頭部と言うよりは、あくまでZ系の亜種の頭部という感想です。
なお首回りは丸く襟元がデザインされているため首は180度回転可能ですが、ディティールは特になくもの足りない感じがします。(特に前回のガルバルディβがディティール過剰だった反動かも知れませんが)

また上腕は前回のガルバルディβ同様にロールさせられないデザインなので、肘関節側でロールさせるようになっていますが、この肘関節が1軸の球体緒関節のような構造のため、可動範囲は今ひとつです。

大幅にガンダムMK-Ⅲとシルエットを差別化している脚部は、追加装甲っぽい紫色のパーツには可動するギミックが多数組み込まれています。
前方にはビームサーベル兼用のビーム砲があり、後方はバーニアが真後ろに向くほどに可動します。

股関節は最近の定番の3軸可動なので普通に大きく動かせますし、膝も思っていたよりは曲がります。
また足裏は(正直意外にも)肉抜き無しです。

そしてこれが最も残念だったのですが、ゼルトザームには無かったビームライフルが2種類付属しているのですが、これが妙に薄っぺらい作りになっており、特に取り外し可能なエネルギーパックが、横から見たらガンダムMK-Ⅱのビームライフル用のものに似ていますが、幅がほとんど無い謎デザインで、逆に安っぽさが目立ちます。
また、ビルドシリーズのためか、人差し指のかかる銃持ち手は無く、武器持ち手で握らせる仕様です。(その代わり平手は左右両方付属しています)

ということで、ランナー名にあるように将来ガンダムMK-Ⅲ発売が計画されているであろうことが推測出来るものの、思っていた以上に流用出来るパーツが少なく、実際に発売された時の出来を推測出来るレベルにはありませんでした。
また単体のキットとしては、最後に触れたとおり、とにかく付属のビームライフルの安っぽさがもったいない。
なお、別売のゼルトザームアームズも購入しては居ますが、色々残念さを感じたこともあって、近いうちに組むかは未定です。

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