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1/144スケールのガンプラ(とか)作るよ!

時間や製作環境の事情から、大型のプラモやRGのような複雑なものを作るのが困難なため、主にHGシリーズや旧キットの1/144スケールのガンプラを中心に、プラモや半完成フィギュアなどの作成、発売情報などを扱っていきます。 とはいえ、色々時間が圧迫されていて、平均すると月に1体作れれば良いかなという状態なのですが・・・

超音波カッター使用テスト

少し前に購入したものの、新規のパチ組みばかりを続けていたので使う機会がなかった、超音波カッターの「Z0-30プラ」(エコーテック製)を少しだけ試してみました。
なお、購入価格は楽天市場で2万円台後半でした。(楽天のポイント還元があるので、実価格はもう少し安かったですが)

本来の超音波カッターは、高周波振動で切る手術用の超音波メスと同じ仕組みの道具のはずなのですが、プラスチック相手に使用すると、高周波の切れ味よりも先にその副作用で発生する熱のために切れるという感じになってしまうため、半田ごてのコテの部分をナイフ状にしたホットナイフ・ホットカッターの類とはどれほどの使い勝っての差があるのかな?と疑問を感じているところでもありました。

ということで、とりあえず実物の写真を何枚か。
パッケージは飾り気の無い、ダンボールに黒の印刷のみで、低価格モデルらしいといえばそれらしい

パッケージを開けると、説明書1枚と本体に、六角レンチのみの簡素な内容で、パッケージから出せばすぐに使える状態なのは楽ですし、本体はHGもプラモデルと大差ないサイズなのにACアダプタも外付けでも無いので取り回しは悪くありません。

電源は本体側にスイッチがあって、それをオンにした上で、さらにナイフ側のスイッチを押すとカッター機能が動作します。
本体側は赤色、カッター側には緑色のランプが点灯する仕様です。
ナイフ部分には一応キャップがありました。

ということで、試しに昨日ふれた、ギャン用に使う予定の、ヤクト・ドーガの旧キットのシールドのビーム砲部分を切り落としてみました。

使ってみた感想は、ホットナイフと比較すると、まず加熱を待たなくて良いので、すぐに使えるのが便利です。
切れ味自体も、確かに熱で切っている感じはあるのですが、ホットナイフよりは熱で変形したプラが周囲にはみ出るなどが少なくて、カットした後の処理が楽な感じがします。
あとは、ヒートナイフは半田ごての流用品が多いので、加熱している部位が広くて、細かい部分の加工に向かない問題も多少緩和されます。
欠点としては、ヒートナイフ同様に、普通の刃物と違ってガイドテープなどで切る範囲を制限出来ないため、うっかり切りすぎてしまわないかなど、使う際にはなかなかに気を使う道具でもあります。
とはいえ、プラモを改造するなら誰もが持っている方がいい、とは言えないコストパフォーマンスでした。

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